暴力について
(今回ちょっとディープです。)
よく世の中では暴力はよくないといったりします。
確かに良くない。
けど、正直なとこ、長いこと「なんで?」と、「どこまで?」という気持ちがありました。
私は体育会系だったので、精神を鍛える厳しさと、暴力の違いは?
とか、言われたら即答できない感じの分からなさがありました。
ただ、長いことかけてわかってきたのは、暴力って、水面に広がる波紋のように、確実に広がるんですよね。
止めようのないスピードで。
暴力を受けると、どこかそれが心にのこって、何かの際にふと、だれかを同じ目に合わせたくなるかもしれない。それは、もしかしたら自分を知って欲しくて。
心にうまれた怒りや黒い悲しみをなにかすごく自然な形で、ふとした隙にだしてしまうかもしれない。些細なことに理性が超えたときに。
何より怖いのは、自分はそのように扱われるのだなあと、納得してしまい、いつか自尊心が崩壊するまで、自分を傷つけ続けてしまうかもしれない。
そしてそれは、弱者にこそ向けやすいのかもしれません。
女性や子どもや、老人や、なんだか甘そうにみえる人や実は強いと信じてる自分自身などに。
なんだか自然な人間心理として。
人間てすごく素晴らしくてすごくだめな一面が誰にでもある気がするのです。
だから、毎日小さな楽しみやなんだかちょっと笑えることで、暴力を生むなにかを乗り越えられれば
いいなと思ってます。
そしてその予防策は、やっぱり愛や個人の尊重や自由を大切に扱うことな気がしています。
2010年度は児童虐待が過去最多だったらしい。
児童虐待を受けた子供が、また世の中の素晴らしさを信じられるようになるサポートがしたいです。
まとまらず。