夏好きの人 秋好きの人

圧倒的に秋だ!
おとといぐらいからなんだか異様に涼しい。


秋が好きな人に理由を聞いた。
食べ物、風景、スポーツ、
「生活を彩るちょっとした物を楽しみやすい」
大まかにはそんな意見だった。


なるほどよくわかります。
食事も芸術もスポーツも
ギラギラの太陽の下だと楽しみにくいことってあるからね!


秋好きの人に聞かれるのは、
「夏なんてあつくないの?」


そりゃあついよ!うんざりするほどあついし
泳がなきゃやってられないとも思うし、少なくとも勉強とかは、はかどらないよ!
こみいった小説だって読みずらいよね!


でもさあ
日差しがきれいなんだよ。
暑くて強くて情熱的でユーモアにあふれていて
街を歩いていても、自然の中を歩いていていも、海にいても
それだけでいいような、太陽の喜び。
日差しが強いだけで、生きていることを許されるような心強い肯定感
頭がもじゃもじゃで眉毛もつながった太いペンで書かれた不思議なデザインのおじさんが
気持ちよいほど大声で音痴に歌い続けているような、強烈にうっとうしい夏


薄着になるし、お化粧も落ちるから
身一つで生きるようなシンプルさを強いられて
とても楽だ。

たくさん汗をかくから、泳いだりシャワーを浴びたり
とにかくどんどん清潔を強いられていく感じも嫌いじゃないし
感情表現も派手な方が似合う。

そんな野蛮で原始的な気持ちになれる夏が、私は好きです。

なかなか文章をかけないので
今日はそんな独り言でした。