海に対してのオマージュ


この喜び! この心の痛み!

私のこころをいっぱいにする
この挑戦、この無礼!
不届き者め!

あのときに出会えた奇跡!地球のわけがわかるようなあの瞬間!
同士に出会ってしまういたずらっ子の微笑み!
過去が救われるあの慰め!気持ちが通じ合うあの楽しみ!
世界がわからなくなってしまう!

あなたに対して私は無条件だ!
あなたがあなたであるだけであなたとであえた瞬間をともにしただけで。
オレンジ色の電気のついた大きなプールでわけがわからなく泳いでたころ
人生の喜びなんてことばは知らなかった。
心いっぱいの不安にしたがって、学校を休んで映画を見ていた高校生のころ
孤独以外は嘘におもえた。

物事を大げさにしないほど十分に大人になったから
的確な量をそのまま甘受する。
大事なのは的確かどうかじゃないなんてわすれちゃったまま。

十分におとなになった野蛮を携えて航海にでる
ながれゆれる海にうつる夕日
必要なだけの隠し持ったナイフと内緒の得意料理

ひゅ〜〜〜っバーーーーン!!!!

飛び散る花火になる拍手

エッコ、エッコ エッコ
ベリ〜ッシモ!!!!!

(ほらほらほら、うつくしい!!!)
(実際に花火を見たときに後ろのおばあさんが叫んでた言葉です。)
(なるべく低い声で、大声で)