ロボットじゃないよ!

私が個人的に一番嫉妬しているイタリア文化の一つに、初対面の人との
会話のはずみっぷりというのがあります。

イタリアだけじゃないとおもいますが。日本(東京かな)では難しい
うらやましい習慣のようなもの(わたしにとっては)。

ふと不思議におもって、エレベーターとかで初対面の人と一緒になったらどうするのか聞いてみたところ、「笑わせたくて汗かく。」っていってました。そんなに必死に、まったく知らない人と交流もたなくていいんじゃないかと思いましたが、東京はどうかと聞かれましたので、まったく知らない場所なら誰も会話せず降りる階も聞かずにそそくさとボタン押す場所譲ったりすることをつたえたら、

「うわ〜!エレベーターに乗ってる人って人間ってことでしょ?
君たち、ロボット?」
「日本人ってあんなにいい仕事するのに、あんまり頭よくないの?それ能率わるそうだよ。」

ってものすごい反応が返ってきました。
能率のことであなたたちには言われたくませんけど!っておもいましたが
う〜ん。たしかに。でもロボットってきずつくなあ。

でも、知らない人といきなり話したりするのってちょっとこわいし
「なにこの人?」みたいな顔されたらいやだもの。

さらに、「一日10時間とか13時間とか働くと、自分の感情とかしたいこととかわからなくなるんだ。」とか「日本人のお父さんは家ではあんまり会話しなかったりするよ。仕事でつかれてるから。省エネ?」「あと家族がおきてる間には家に帰れなかったりするし。仕事忙しいみたい」
などといって、みんなを凍らせました。

もちろん人によるだろうけど、私が仕事してる間の顧客の話は総じてそんな感じでしたから。なんかおおげさでしたか?っておもいながら、
私のもっているイメージを伝えてしまいました。

私が外交官だとしたら、0点の仕事ぶりです。すいません。

でも、ロボットという言葉が私の中ですごく引っかかっていて、まだ頭の中にあります。
ロボットじゃないから、仕事を人生の優先順位一位におくことが強要されてしまっていると苦しいのに。
私もそうしてたし、させてましたが。。。
もし、自分の生活とか友達とか家族とか趣味とかもっと時間をかけられるならしたいけど
実際難しめではないですか?

なんでなんでしょう?
好きな仕事を選べばいいという意見もありますが、じゃ好きな仕事に到達するまでは
ずっと我慢が正解なんでしょうか。

よくわからないので、今回は途中で終わりにします。
ばいちゃ!