emozionato
今日、この単語の説明をイタリア人の先生から受けたのですが
「エモチィオナート」とは英語のemotionalで
感情の、とか感情的な、とか興奮した、感動したというような意味だそうです。
例文を説明する先生があんまりにきらきらしているので、疑問に思ってふと聞いてみると、やっぱりこれはいい意味らしい。やっぱり。
日本語では、「感情的な人」といわれたら「理性の足りない子供っぽい人というようなニュアンスで、多分悪い意味ですよ」といったところ、先生笑っちゃってました。
「怒ったり泣いたり笑ったりが大きいことはイタリアでは豊かで美しいという意味かなあ。人にもよるけど、いい意味よ」と。
イタリアで、「あんまり感情的になると日本ではちょっと頭の悪い人だと思われるとこあるよ。」といったときに、「感情を表現するのは人間としてレベルアップすることだよ。感情を自由にださなきゃ、、じゃなきゃ、君、野菜になっちゃうよ。」といわれたことありました。「野菜かあ。いみわかんないなー、イタリア人」って思ったけど。
そういえば、「うちの父親は九州男児でサムライ信仰があるから、小さいときから人前で泣くのはよくないってならってたよ。九州男児は特殊だけど、あまり人前で泣くのはいいことじゃないってことにはなってるんじゃないかなあ。」といったとき、オランダ人の友達が異様に憤慨してました。
「人間でしょ!人間は泣いたり笑ったりするでしょう!!もう!」とかいって長い髪を優雅にゆらしてました。
その後、「でもうちの親は時代劇見ては、一番いいとこで毎回ないてるんだよね。」といったときに、「ならいいわ。いまので私は彼をゆるすわ。」っていってました。うちの親、どれほどの罪をおったんだろう?と思いました。
なんだろう?人間らしさにたいして寛容なんですかね。
でも、やみくもな我慢に対しての美徳は信じてなさそうなのかなとはおもいますが。