西の魔女が死んだ
「西の魔女が死んだ」をみた。
ポリネシアの恋人、Kの解説を一時間ぐらい聞いて、興味を持っていたので。ヨガの予約が埋まってしまった休日のお楽しみとして。
私は、おばあちゃんになって孫と話をしたいと思った。
姪と話をするときには、彼女たちが楽しくなるように話をするのが好きだ。心の中にある小さな希望に夢をもてるように
小さいときにおきる「何か不思議なこと」に喜べるように
楽しくて楽しくて想像力が走り出す瞬間を一緒に遊ぶのが好きだ。
そのときの姪たちの顔が本当に嬉しそうになるのを見るのがすきだ。
でも、おばの立場って少しずるいのを知っている。
喜ぶことばかりを出来るし、毎日一緒にいるわけじゃないから姪たちの存在にうんざりすることもない。たまに会う恋人みたいに綺麗でいられる。
子供は確かにほしいけれど、子供の存在を使って自分の幸せの材料にする気がして少し気がとがめるところがある。
制御不可能な動物のように思えたら、完璧に支配できる対象として扱おうとしてしまうのではないかと怖いきもちもある。
自分の心や幸せに責任が持てるようになってからがいいなとおもったりする。空っぽな何かを埋めるためのものにはしたくない。
そんなこと思っちゃうのが私の少し根暗なところ。
でも、おばあちゃんはいいと思った。
おばあちゃんとして孫の人生の力になることができたら、
なんて豊かな人生なんだろうと思った。
人生の最後の目標が出来てしまった。
血がつながって無くても子供の心の一番大切なところを大事に扱えるおばあちゃんになりたい。
うわ〜ちゃんと生きてこうっと。
いい映画を薦めてくれてありがとう!